超現代語訳

川上村の吉野林業を学ぶ

これからの時代に活かせることを、
川上村と吉野林業の歴史に学びます。

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2020.06.23

■「史跡案内サイン」に学ぶ④ 大滝割滝(おおたきわりだき)

川上村では江戸時代から、丸太を川に流して搬出していたが、一本ずつ流すよりも筏を組んで流せるよう、河川改修の必要があった。

川上村の吉野林業と土倉庄三郎

この割滝は、土倉庄三郎が明治初期に川上郷水陸海路会所を設立し、川幅を広げる工事を行った際に開削されたものと考えられる。ノミの跡を今も見ることができる。(安全のため、現在は近くまで行くことはできません。)

吉野の奥地から木材を効率的に運ぶために、土倉庄三郎翁は莫大な私財を投じて、吉野川の改修や道路の建設を積極的に行った。これにより、木材の運搬だけでなく、人々の往来や物資の輸送が増え、村民の暮らしも一変した。

川上村の吉野林業と土倉庄三郎

解説:奈良県川上村史跡案内サイン④「大滝割滝(おおたきわりだき)」
デザイン:株式会社乃村工藝社
設置工事:株式会社ノムラプロダクツ
木部製作:吉野かわかみ社中

 

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寛文三年 (1663年) には大滝の岩石を切崩し、高原~井戸までの水路は開通させていますが、サインにあるように、より太い物流水路にするために、ノミと槌で岩を削って大改修をしています。

土倉翁のすさまじい力技で、大消費地「大阪」との物流を、さらに太くこじ開けています。吉野林業に限ったことではありませんが、目標に向かう強い信念や、人々をけん引する力はいつの時代にも必要です。


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