超現代語訳
川上村の吉野林業を学ぶ
これからの時代に活かせることを、
川上村と吉野林業の歴史に学びます。
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2020.06.17
■「川上村史 通史編」に学ぶ㉚ 『樹喜王』土倉庄三郎
明治33年(1900年)還暦を迎えた「土倉庄三郎」の祝いは親族のほか、川上村の人々はもとより、県内の山林家、実業家が加わり、全国から祝電が寄せられました。
「山縣有朋」は祝賀として『樹喜王』の号を送っています。
「庄三郎」の生涯で最も華やかな時期であったようです。明治24年(1891年)には総理大臣「松方正義」から山林局長に就任するように招請もありましたが、これを辞退して、川上村のためにと、明治31年5月、川上村村会議員となり、還暦を迎えた明治33年6月には「川上村長」に就任し、3年間在任しています。
この当時に、村の基本財産をつくるためと、川上村高原地区と100年間の借地契約をもって、200町歩の造林を行っています。山はしっかりと成長し、現在、立派な村有財産となっています。
参照:「川上村史 通史編」歴史編第十二章 土倉庄三郎抄伝
画像:阪本基義氏提供 (還暦祝の記念写真・中央:土倉庄三郎夫妻)
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川上村有林はSGEC(Sustainable Green Ecosystem Council)認証制度における、森林管理の認証・FM(Forest Management)認証を取得しています。さらに弊社は供給連鎖段階での認証・CoC(Chain of Custody)認証を取得しております。
「土倉翁」の遺産を、自信を持って出荷する準備は整っています。