超現代語訳

川上村の吉野林業を学ぶ

これからの時代に活かせることを、
川上村と吉野林業の歴史に学びます。

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2020.05.18

■「川上村史 通史編」に学ぶ⑥ 吉野林業と筏流し

吉野林業が全面的に展開し始めた『近世中期』には吉野川の筏流送路も完成します。

 

『吉野林業全書』によると、

 

寛永年間 (1624-44年)
下市~飯貝間

 

寛文元年 (1661年)  
東川~西河間

 

寛文三年 (1663年)  
大滝の岩石を切崩し、高原~井戸間  

 

延宝八年 (1680年)  
和田に達する

 

元文年間 (1736-41年)
伯母谷に達する

 

宝暦三年 (1753年)  
入之波に達する

 

「数百年の久しき苦心労働と巨万の金を費して以て漸く(ようやく)吉野川の本川入之波より以西紀乃川和歌山港に入る筏の通路を得たり」

 

とあり、和歌山から、大消費地・大阪までは船でつながります。

 

筏流送路は、車両運搬が発達する昭和の時代まで、吉野林業の発展に大きく貢献しました。

吉野林業の歴史

参照:「川上村史 通史編」林業経済編第一章

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

水都大阪再生という動きがありますが、この筏流送路も、水運発展に大きく関係していました。2025年開催予定の大阪万博では、そういった歴史にまた光を当ててほしい、そして周辺開発には、ぜひとも木材を多用してほしいと思います。

 

ハァーア一度見て来いヨ 吉野の奥は
一目千里が 杉檜ホーイホイ


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